【windows10】Internet Explorer11で新しいウインドウを開く時の動作が異常に遅い

本日はIE11でポップアップウインドウの起動が異常に遅いという症状の対応を行いました。

まずは問題点の切り分けを行う為にEdgeで動作が遅いページを表示。
Edgeでは一瞬で問題無く表示されましたので、IE起因の症状と判断。
以下の処置を施しました。

①キャッシュを削除

[ツール]

[インターネットオプション]

[全般タブ]

閲覧の履歴枠の[削除]

以下、チェックをONにして[削除]
・お気に入りWebサイトデータを保持する
・インターネット一時ファイルおよびWebサイトのファイル
・履歴
・ダウンロードの履歴
・追跡防止、ActiveXフィルター、およびトラッキング拒否のデータ

症状が改善したか確認 ➡ 改善せず

 

②アドオンを全て無効にし、無効にしたものをもう一度有効に戻す

[ツール]

[アドオンの管理]

表示:[現在読み込まれているアドオン]に切り替え

有効になっているアドオンの名前を控える。

有効になっているものを全て無効に変更。

無効にしたアドオンを有効に戻す

IEの再起動

症状が改善したか確認 ➡ 改善した

 

以上です。

必要無いアドオンを止めたのではなく、アドオンの有効・無効を切り替えるだけでIEの動作が早くなるというのは不思議です。
ただ、実際にこれで症状が改善しましたので、お困りの方はダメ元でお試しください。。

 

【windows10】パソコンの動作が遅くなった時の対処方法 その2

先日同じ症状で対応したパソコンについて「まだ動き遅い」という連絡を受けたのでリモートデスクトップで動作確認。

 

「どうせイチャもんじゃないの…?」

 

と思いながら確認した所、確かにEXCEL等のファイルを開くとき、異常に時間がかかっている模様。エクスプローラーっぽいと判断し、windows10でありがた迷惑と言われている「クイックアクセス」の機能をOFFにする事にしました。

結果、これがある程度の効果が有りましたので設定方法の紹介です。

 

コントロールパネルを開く

表示方法を「大きいアイコン」に変更

「エクスプローラーのオプション」をクリック

全般タブを開き、

「最近使ったファイルをクイックアクセスに表示する」

「よく使うフォルダーをクイックアクセスに表示する」

のチェックをOFFにする。

更に、「エクスプローラーの履歴を消去する」の横の「消去」をクリック

最後に「OK」をクリック

 

これでクイックアクセスの起動がかなり速くなります。

もしこれが悪影響を及ぼしているならちょっとあれですね…

お勧めモバイルノートパソコン HP EliteBook 820 G3/CT Notebook PC

仕事で毎年のようにパソコンを購入しています。

長年継続してきた雑務(の割には雑にはできない!)なのでもうやりたくはないのですが、おかげさまで色々な機種に出会う機会が有ります。

 

大きく分けて、管理・営業・工場部門の「事務作業用」、又は、CAD等の図面を起こす業務が多い技術者が利用する「開発業務用」で分別して機種を選定しています。

 

今回ご紹介するパソコンはこの事務作業用のパソコンの話です。

 

昔はよく外へ出かける営業はノートパソコン、事務所で作業する事務員はデスクトップと移動が多いか否かで機種を分けていました。デスクトップの方が故障した際の対処が行いやすく、比較的安価で高スペックのものが購入できるという事情が有った為です。

しかし近頃はノートパソコンでも安価で高スペックのものが手に入るようです。

そこで本日は最近買って良かったな!と思った機種をご紹介します!

 

従来、Lenovoのパソコンを重宝してきました。

別に強いこだわりが有ったわけではないのですが、パナソニックやSONY(今は無くなりましたが…)、富士通等のパソコンに比べて安価な割に故障率が低く、昔から継続して使っていた事が理由です。

ただ、1つだけ難点が有りました。

納期が遅い事です。平気で1カ月くらい待たされます。

中国生産の機種が大半で海運で納品されるという事情が有るのでどうしようもない部分でした。また、最近は他社の製品が安くなってきた事もあり、割安感もあまり感じなくなってきました。

 

そこで目を付けたのが日本HP製のパソコンです。

ここのパソコンは国産で発注から1週間ほどと納期が早く、価格もLenovo以上に安いです。

今回、事務作業用のノートパソコンとして適していると選定したのが「HP EliteBook 820 G3/CT Notebook PC」です。

 

軽さ、薄さ、コストパフォーマンスのバランスの取れたモバイルPC

と紹介されています。

 

軽さ(重さ)は約1.26kg。

1kgを切る軽さの機種が出回っている中、「これは軽い!」という数字ではないのですが、まあ、持ち運びが出来る範囲ではあります。1kgを切る機種はやっぱり高いんですよね。コストと軽さのバランスを考慮してこれで〇と判断しました。

 

より薄く、軽く、利便性はそのままに

これがこの機種のお勧めなのですが、この軽さ・薄さのパソコンでVGA端子と有線LAN端子(RJ45)が付いている機種って非常に珍しいです。

僕の会社ではまだ古いモニターを使っていますので、VGA端子が無い機種を買うと変換コネクタが必要になります。これ、結構面倒です。

また、Wi-Fiが使えない拠点も有りますので、有線LAN端子がついていない機種を買うとUSBタイプのLANコネクタを用意しなければなりません。これも面倒なんです。

今までデスクトップを使ってきた、古いモニターを使っている。

このような方にはこの機種がお勧めです。

 

圧倒的な耐久性と、最高水準のセキュリティ

これが意外でした。

安いパソコンなので耐久性が低いと思い込んでいたのですが、耐久性に期待が持てるテストをクリアしています。

落下 (76㎝、26方向)
振動 (車両輸送 1,600km)
衝撃 (3方向、18回)
粉じん (6時間)
湿度 (95%、10日間)
高度 (4,570m)
高温 (動作時 60℃、非動作時 71℃)
低温 (動作時 -29℃、非動作時 -51℃)
温度変化 (1分以内 10℃変化)

これなら普通に使う分は問題無さそうです。

(その普通が人によっては信じられない位雑なので注意は必要ですが…)

 

安い!

これだけの機能を備えていて、かなり割安です。

ネットでシミュレーション出来ますので是非お好みの設定で料金を確認してください。

他社の製品と比較して、なかなか満足できる金額になると思います。

僕の場合、業務で使うのでハードウェア保守は必須です。(システム部門の人数が少ないのでハード故障の対応までできないのです)

これを4年以上つけると結構高いです。3万以上取られます。

また、リモートデスクトップを使ってユーザーのサポートを行いますので、OSは「Pro」版が必須です。

例として、以下の構成で見積もります。(2018/6/2に見積もりを実施)

OS Windows 10 Pro (64bit)(日本語)
プロセッサー インテル(R) Core(TM) i5-6200U プロセッサー (2.3GHz - 2.8GHz/3MB)
ディスプレイ 12.5インチワイドHD(1366x768)液晶ディスプレイ
Webカメラ HD 720P Webカメラ
メモリ 8GB(4GB×2)SO-DIMM DDR4-2133 PC4-17000
ストレージ 500GBハードディスクドライブ(SATA2、7,200rpm)
【無償特典】5年オンサイト 翌日対応

この条件で137,160となりました。この条件では安い範囲だと思います。

頻繁にキャンペーンも行われており、その際には結構な割引率になりますので、納期に余裕が有る方はキャンペーンを狙って下さい!(実際上記のモデルを購入したのですが、その時は更に2万円位安かったです。)

 

以上です。

パソコンの選定で悩まれている方の参考になれば幸いです。

タフパッド FZ-N1 バーコードリーダー搭載モデル

「タフパッド FZ-N1 バーコードリーダー搭載モデル」の紹介です。

 

昨年度、工場現場へ新しい在庫システムを導入したのですが、入出庫の入力にこのタフパッドを活用しています。導入してから1年経過しましたが、ほとんどトラブル無く、非常に良い買い物をしたと思います。

 

そこで本日は「タフパッドのここが良い!」と思う所を紹介したいと思います。

 

パナソニックホームページでこのように紹介されています。
――――――――――――――――――――
FZ-N1 バーコードリーダー搭載モデル
軽量約275gの頑丈ハンドヘルド 
ハンディターミナル・PDA・携帯電話の機能を1台に集約
斜め配置のバーコードリーダーで作業効率向上

1. 軽量約275g、コンパクトな頑丈ハンドヘルド
2. 使い勝手のよい、斜め配置のバーコードリーダー搭載
3. ノイズサプレッサー機能搭載で、騒音下でもクリアで快適な通話が可能
――――――――――――――――――――

 

以下、僕のおすすめポイントをまとめます。

 

■頑丈さ


工場現場で使うには頑丈さは必須です。
いくら気を付けても落とす時は有りますし、屋外や劣悪な環境なら防水・防塵機能は必須です。
このタフパッド、なんとIP66/68準拠の防塵・防滴/防水設計です。
IPという表現は分かりにくいですが、FZ-N1は少なくとも、粉塵が内部に侵入しない耐塵形、かつ、波浪、またはすべての方向から強いいきおいの水流を受けても有害な影響がない耐水形となっています。
そして、1.8mの高さからの落下試験、300g鋼球落下試験をクリアしています。
耐環境性能(動作時)も-10℃~50℃となっています。
ゴチャゴチャ書きましたが、工場で普通に使う分は問題無い頑丈さを備えていると言えます。
更にメーカー3年保証付き。パナソニックの自信が表れており、信頼できる機種です。

 

■持ち運びやすさ


スマートフォンとしては大きいですが、胸ポケットに収めて携帯することが可能なサイズです。
約16.3mmの薄さで、約275gの軽さなので、女性にも無理なく扱えます。
工場で扱うには持ち運び易さも必須ですよね!

 

■バーコードリーダー搭載


僕がこの機種を選んだ決め手はこれでした。
スマートフォン単体でQRコードを読み取るとなると、
ボタン1つでカメラ機能を起動→照準を合わせると自動的に読み取り
という機械しか無いのですが、タフパッドは本体サイドについているボタンを押すとレーザー照射でQRコードを読み取ります。
暗い場所や狭い場所に有るQRコードを読み取りたい。
あるいは大量のQRコードを読み取りたい。
このような要件を満たすにはやはりレーザー照射による読取に限ります。
スマホに外付けすることで上記のような動作が実現できる「AsReader」や「iPhone用バーコードリーダー」という製品は有るのですが、1台で機能が備わっている方が良いですよね!

 

■OSはAndroid6.0選択可能


これも決め手でした。
当然、Androidアプリが稼働しますので、システム開発が低コストで済みます。
(ハンディターミナルのように専用プログラムによる開発が必要ありません)
操作感も馴染みが有るのでユーザにも受け入れられやすいです。

 

■Wi-Fi、LTE/3G通信と音声通話対応


WiFi、LTEや3G回線が使えるので、現場とオフィスとでデータ通信が可能です。
更に、SIMカードの契約は必要ですが、公衆網通信を使って音声通信が可能です。
スマホですからね。
業務用の電話として併用する事が出来ます。素晴らしいです。

 

■高い視認性


液晶表面に反射防止フィルムを装着。さらに 最大約500~1200cd/m²※の明るい画面で、屋外での使用の際も視認性を確保。
屋外で使用する際は必要な性能ですよね。
残念ながら画面が少し小さいという苦情は有るのですが、使う事が出来る範囲です。

 

■割安


これだけの機能が備わっているにも関わらず、12万円前後で購入出来ます。
スマホの方が安いと思われるかもしれませんが、最低3年は修理代が掛からないと思えば割安だと思います。

 


他にもまだまだ紹介しきれていない機能が備わっているのですが、僕がお勧めしたいポイントは以上です。
これからモバイル端末を導入を考えていらっしゃる方の参考になれば幸いです。

 

 

【windows10】エクスプローラーのネットワークにNASが表示されないという苦情を乗り切る力技

エクスプローラーのネットワークにNASや共有コンピュータの名前が表示されなくなった!という苦情に悩まされている方はいらっしゃいませんか?

これの解決策は既に出回っているのですが、とりあえず記載します。

 

①Sambaのクライアント機能を有効にする

「スタート」をクリックし、表示されたアプリの一覧の「W」欄から「Windowsシステムツール」をクリック 


表示された一覧から「コントロールパネル」をクリック


コントロールパネルの右上部「表示方法」を「大きいアイコン」に変更


「プログラムと機能」をクリック


「Windows機能の有効化または無効化」をクリック


「SMB 1.0/CIFSファイル共有のサポート」を開き、「SMB 1.0/CIFSクライアント」のチェックをONにして「OK」をクリック

 

②サービス「Function Discovery Provider Host」「Function Discovery Resource Publication」のスタートアップの種類を「自動(遅延)」に変更

 

「スタート」をクリックし、表示されたアプリの一覧の「W」欄から「Windowsシステムツール」をクリック


表示された一覧から「コントロールパネル」をクリック


コントロールパネルの右上部「表示方法」を「大きいアイコン」に変更

「管理ツール」をクリック

「サービス」をクリック

「Function Discovery Provider Host」を右クリックし、プロパティをクリック

スタートアップの種類を「自動(遅延)」に変更し、「OK」をクリック

「Function Discovery Resource Publication」を右クリックし、プロパティをクリック

スタートアップの種類を「自動(遅延)」に変更し、「OK」をクリック

再起動

 

これでネットワークにNASのコンピュータ名が表示されればよいのですが、ここで困った事に、引き続き表示されないケースが発生しました。

ただ、上の対応のおかげでアドレスバーへ「¥¥<コンピュータ名>」と入れてアクセスする事は可能で、その後は再起動するまではネットワークに出てくるという質の悪い症状です。

別にショートカットとか作ればいいやん。って思うのですが、それを許してくれない人が中にはいまして…ここで力技。クイックアクセスにピン留めしてしまいます(笑)

 

「LANDISK-366B82」を表示させたいのですが、ネットワーク欄にはありません。

 

アドレスバーに「\\LANDISK-366B82」と入力してアクセスします。

アクセスできると、ネットワークにコンピュータ名が入ります。

ただし、再起動すると消えてしまいます。

ですので、ここで力技。

「LANDISK-366B82」を右クリックして、「クイックアクセスにピン留め」をクリックします。

 

クイックアクセスにピン留めされたもコンピュータは再起動しても消えません。

 

 

以上。

超力業です(笑)