タフパッド FZ-N1 バーコードリーダー搭載モデル

「タフパッド FZ-N1 バーコードリーダー搭載モデル」の紹介です。

 

昨年度、工場現場へ新しい在庫システムを導入したのですが、入出庫の入力にこのタフパッドを活用しています。導入してから1年経過しましたが、ほとんどトラブル無く、非常に良い買い物をしたと思います。

 

そこで本日は「タフパッドのここが良い!」と思う所を紹介したいと思います。

 

パナソニックホームページでこのように紹介されています。
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FZ-N1 バーコードリーダー搭載モデル
軽量約275gの頑丈ハンドヘルド 
ハンディターミナル・PDA・携帯電話の機能を1台に集約
斜め配置のバーコードリーダーで作業効率向上

1. 軽量約275g、コンパクトな頑丈ハンドヘルド
2. 使い勝手のよい、斜め配置のバーコードリーダー搭載
3. ノイズサプレッサー機能搭載で、騒音下でもクリアで快適な通話が可能
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以下、僕のおすすめポイントをまとめます。

 

■頑丈さ


工場現場で使うには頑丈さは必須です。
いくら気を付けても落とす時は有りますし、屋外や劣悪な環境なら防水・防塵機能は必須です。
このタフパッド、なんとIP66/68準拠の防塵・防滴/防水設計です。
IPという表現は分かりにくいですが、FZ-N1は少なくとも、粉塵が内部に侵入しない耐塵形、かつ、波浪、またはすべての方向から強いいきおいの水流を受けても有害な影響がない耐水形となっています。
そして、1.8mの高さからの落下試験、300g鋼球落下試験をクリアしています。
耐環境性能(動作時)も-10℃~50℃となっています。
ゴチャゴチャ書きましたが、工場で普通に使う分は問題無い頑丈さを備えていると言えます。
更にメーカー3年保証付き。パナソニックの自信が表れており、信頼できる機種です。

 

■持ち運びやすさ


スマートフォンとしては大きいですが、胸ポケットに収めて携帯することが可能なサイズです。
約16.3mmの薄さで、約275gの軽さなので、女性にも無理なく扱えます。
工場で扱うには持ち運び易さも必須ですよね!

 

■バーコードリーダー搭載


僕がこの機種を選んだ決め手はこれでした。
スマートフォン単体でQRコードを読み取るとなると、
ボタン1つでカメラ機能を起動→照準を合わせると自動的に読み取り
という機械しか無いのですが、タフパッドは本体サイドについているボタンを押すとレーザー照射でQRコードを読み取ります。
暗い場所や狭い場所に有るQRコードを読み取りたい。
あるいは大量のQRコードを読み取りたい。
このような要件を満たすにはやはりレーザー照射による読取に限ります。
スマホに外付けすることで上記のような動作が実現できる「AsReader」や「iPhone用バーコードリーダー」という製品は有るのですが、1台で機能が備わっている方が良いですよね!

 

■OSはAndroid6.0選択可能


これも決め手でした。
当然、Androidアプリが稼働しますので、システム開発が低コストで済みます。
(ハンディターミナルのように専用プログラムによる開発が必要ありません)
操作感も馴染みが有るのでユーザにも受け入れられやすいです。

 

■Wi-Fi、LTE/3G通信と音声通話対応


WiFi、LTEや3G回線が使えるので、現場とオフィスとでデータ通信が可能です。
更に、SIMカードの契約は必要ですが、公衆網通信を使って音声通信が可能です。
スマホですからね。
業務用の電話として併用する事が出来ます。素晴らしいです。

 

■高い視認性


液晶表面に反射防止フィルムを装着。さらに 最大約500~1200cd/m²※の明るい画面で、屋外での使用の際も視認性を確保。
屋外で使用する際は必要な性能ですよね。
残念ながら画面が少し小さいという苦情は有るのですが、使う事が出来る範囲です。

 

■割安


これだけの機能が備わっているにも関わらず、12万円前後で購入出来ます。
スマホの方が安いと思われるかもしれませんが、最低3年は修理代が掛からないと思えば割安だと思います。

 


他にもまだまだ紹介しきれていない機能が備わっているのですが、僕がお勧めしたいポイントは以上です。
これからモバイル端末を導入を考えていらっしゃる方の参考になれば幸いです。