【windows10】インストール後に行った方が良い初期設定まとめ
■Wi-Fiの省電力設定を変更(※Wi-Fiご利用の方限定)
初期設定でWi-Fiの省電力モードが設定されており、これが原因でネットワーク接続が不安定になる現象が有りました。Wi-Fiの省電力設定を「最大パフォーマンス」に変更する事でこの現象を防ぎます。
詳細は過去の記事でご紹介していますのでそちらをご参照下さい。
【windows10】デザリングやWi-Fiの通信が不安定な時、効果が有るかもしれない設定 - クーズビズ
■Micrsoft Store のアプリ自動更新設定をOFFに変更(※ストアからインストールするアプリを一切利用しない方限定)
会社の業務用としてパソコンをご利用の場合、アプリを一切利用しない方も多いと思います。その場合、アプリの更新によるトラフィックを抑えます。
※会社でこの設定を行う場合、必ずシステム管理者へ確認してください!!
※インターネットに繋がっている状態で行う必要が有る設定です。
スタート
↓
タイル内にある「Microsoft Store」をクリック
↓
右上の「・・・」をクリック
↓
設定
↓
「アプリを自動的に更新」を「オフ」に変更
■おすすめ表示をOFFにする(※アプリのお勧めを紹介して欲しいと思わない方)
こちら、スタートメニューを開いたときにお勧めのアプリを表示するという機能です。
恐らく必要無い方が大多数だと思います。必要無い場合は機能をOFFにしてパソコンへの負荷を減らします。
スタート
↓
「設定」
↓
「個人用設定」
↓
「スタート」
↓
「ときどきスタート画面におすすめを表示する」を「オフ」に変更。
■高速スタートアップをOFFにする(※起動のスピードより動作の安定感を重視される方)
windows10では高速スタートアップが有効になっています。これが有効になっているとシャットダウン時に動作に関する状態をパソコンが記憶し、次回の起動スピードが速くなります。
ただ、この仕組みが原因でWi-Fiに繋がりにくい等の動作不良を起こす場合があります。この場合に有効な手段が「完全シャットダウン」なのですが、そこまで起動のスピードを求めない場合は常に完全シャットダウンを行うよう、高速スタートアップの機能をオフにします。
コントロールパネルを開く
↓
電源オプション
↓
電源ボタンの動作を選択する
↓
現在可能ではない設定を変更します
↓
「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外して「変更の保存」をクリック
■IPv6のネットワーク機能をOFFにする(※IPv6の機能が必要無い方限定)
いずれは必要となる通信プロトコルIPv6ですが、現在は大半の方が必要無いと思います。IPv6をOFFにする事でIPv4の通信速度が向上するという報告も有りますので、必要無い場合はOFFに変更します。
コントロールパネル
↓
ネットワークと共有センター
↓
アダプターの設定の変更
↓
有線LANへ接続の場合・・・イーサネットを右クリック
無線LANへ接続の場合・・・Wi-Fiを右クリック
↓
プロパティをクリック
↓
インターネットプロトコル バージョン6 (TCP/IPv6) のチェックを外して「OK」をクリック。残っている画面は全て×で閉じてOK
↓
スタート
↓
Windowsシステムツール
↓
コマンドプロンプト”を右クリック
↓
その他
↓
管理者として実行
↓
(以下のコマンドを実行)
netsh interface isatap set state disabled
netsh interface teredo set state disabled
netsh interface 6to4 set state disabled
■クイックアクセスの機能をOFFにする(※クイックアクセスの機能が必要無い方)
最近使ったファイルを一覧表示してくれるクイックアクセスの機能ですが、これが原因で動作が遅くなる事があります。
必要無い方はOFFにして、動作を軽くしましょう。
詳細は過去の記事でご紹介していますのでそちらをご参照下さい。
【windows10】パソコンの動作が遅くなった時の対処方法 その2 - クーズビズ
■システム設定をパフォーマンス優先にする(凝ったグラフィックよりも動作速度を有線されたい方)
windowsはバージョンが上がる度にグラフィックに凝っており、パソコンのスペック次第ではそれが動作速度に影響を与えます。必要無い機能をOFFにする事で動作速度を改善します。
コントロールパネルを開く
↓
表示方法を「大きいアイコン」に変更
↓
システム
↓
システムの詳細設定
↓
詳細タブの「パフォーマンス」枠内の設定をクリック
↓
「パフォーマンスを優先する」のチェックをONにし、一覧部の下記3か所だけチェックをONにして「OK」をクリック
・アイコンの代わりに縮小版を表示する
・スクリーンフォントの縁を滑らかにする
・デスクトップのアイコン名に影をつける
■デバイスの自動インストールをOFFにする(※デバイスの自動インストールを行う必要の無い方)
windows10ではネットワーク内のプリンタ等を自動的に探索し、ドライバを自動的にインストールする機能がONになっています。必要無いデバイスがやたら増えていたり、必要なものでも最新のドライバが使われていない、ポートの設定が違う等の理由で動作が不安定になる事が有ります。
ですので、僕は必要なデバイスのインストールは手動で行われる事を推奨しています。
コントロールパネルを開く
↓
表示方法を「大きいアイコン」に変更
↓
ネットワークと共有センター
↓
共有の詳細設定の変更
↓
「プライベート」ー「ネットワーク探索」を展開
↓
「ネットワークに接続されているデバイスの自動セットアップを有効にする」のチェックを外して、「変更の保存」をクリック